別れと出会いの季節。人生の岐路に立った君は一体何を想うでしょう。

今作はそんな喜びと悲しみの両極を併せ持つ季節をテーマに、儚い様を流れゆく川と共に描きました。

桜が散っていく季節を起点と終点としています。

🌸起🌸憂いと喜びの始まり

儚くもあっという間に過ぎ去っていく喜びの日々、無限の可能性、初めての経験や挫折…

🌸承🌸いろんな変化が起こる人生の岐路

あらゆる変化に刺激を受けながら、自分が世界の小さな存在であることを認め始める。

そして、激動の変化に飲み込まれまいと、前を向いて自分の足で歩き始めるのだ。

🌸転🌸流れ映る届かぬ想い

届かない夢。叶わなかった想い。

理想と現実の狭間で苦しみながら、水面に映った自分のもがき抗う姿を見た時、瞬く間に現実が目の前に広がり始める。

すっかり憂いに支配されてしまった私は、最後に残った理想の欠片と共にその場へ散り崩れる。

🌸結🌸しがつ(四月)の世界を信じて

流れ桜と共に消えゆく私の想いは、もう取り戻すことができないのかもしれない。

それでもなぜか悲しみだけじゃない涙が溢れてくるのです。

私の憂いをこの桜と共に流し、新しく始まる世界を信じたい。

そして、私は再び咲き誇るための青春を求めるでしょう。

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